ペットとの別れはつらいものです。私もいくつか別れを経験しています。今回も私の経験を交えて一般的な知識をお伝えします。
「最近、うちの子の元気がない…。もしかして寿命が近いの？」
長い時間を一緒に過ごしてきた大切な家族であるペットの様子が変わってきたら、飼い主としてはとても心配ですよね。ペットの最期の時間を後悔しないようにするためには、「死の前兆」を知り、適切な対応をすることが大切です。
この文章では、ペットが示す「お別れのサイン」と、最期の時間を穏やかに過ごすための準備について、わかりやすく説明していきます。
ペットが死ぬ前に見せるサインとは？
ペットが寿命を迎える前には、いくつかの変化が見られることが多いです。
まず、食欲が落ちることがあります。いつも食べていたごはんを食べなくなったり、水を飲まなくなったりすることが増えてきます。食事の量が減っていると感じたら、無理に食べさせるのではなく、消化しやすい食べ物を用意したり、獣医さんに相談することが大切です。
また、活動量が減って、寝ている時間が増えることもあります。以前より動かなくなったり、飼い主が呼んでも反応が鈍くなったりすることがあります。立ち上がるのが難しくなることもあるため、無理に動かさずに、そっと見守ることが大事です。
呼吸がいつもと違う様子になることもあります。息が浅くなったり、速くなったりすることがあり、ため息のような深い息をすることが増えることもあります。呼吸のリズムが不規則になってきた場合は、ペットの体が弱ってきているかもしれません。もし苦しそうにしていたら、獣医さんに相談して、痛みを和らげるケアを考えましょう。
体温が下がることもあります。耳や肉球が冷たくなったり、体全体がいつもより冷たく感じることが増えてきます。寒くないように、温かい毛布やクッションを用意すると安心できます。
さらに、トイレの回数や排泄の状態が変わることもあります。おしっこやうんちの量が少なくなったり、トイレに行く回数が減ることが多くなります。また、寝たまま排泄してしまうこともあるため、体を清潔に保ち、ペットが快適に過ごせるように気をつけましょう。
この内容は、ペットの老衰としての前兆です、中には今元気だったのに瞬間亡くなってしまうこともあります。
私の場合は、最初にある食欲が落ちることで、そろそろお迎えかな？と覚悟を決めました。
悲しいけど、私たちが覚悟を決めないと、大切なペットも可愛そうかと思っていました。
ペットの最期を穏やかに迎えるための準備
ペットが安心して最期を迎えられるように、落ち着いた環境を作ることが大切です。静かでリラックスできる場所を用意し、お気に入りの毛布やベッドを置くと、安心して過ごせます。
また、ペットが不安にならないように、できるだけそばにいてあげましょう。優しく撫でたり、声をかけたりしながら寄り添うことで、安心感を与えることができます。無理に食べさせたり動かしたりするのではなく、ペットの状態を見ながら対応することが大切です。もし苦しそうにしていたら、獣医さんに相談し、痛みを和らげる方法を考えることも重要です。
家族や親しい人と一緒に最期の時間を過ごすのもよいでしょう。ペットを大切に思う人たちと一緒に過ごすことで、ペットも安心し、穏やかな気持ちでいられるはずです。
この瞬間・瞬間、悲しみと幸せの感情が交互にわきでてきました。
頭を撫でていても、ありがとう、ありがとうと声を出して繰り返していたことを思い出します。
ペットが亡くなった後にすべきこと
ペットが亡くなった後、どうすればよいのかを事前に知っておくと、慌てずに対応できます。
まず、ペットの体を優しく拭いて、清潔にしてあげましょう。目や口をそっと閉じてあげると、安らかな姿になります。
その後、昔は埋葬をしていたのですが、今はペット火葬です。 ですのでペット火葬の方法を考えることになります。ペット霊園でのペット個別火葬、自宅でのペット訪問火葬、霊園や寺院での合同火葬など、供養の方法はいくつかあります。事前にどの方法を選ぶか決めておくと、落ち着いて対応することができます。
ペットが亡くなった後は、心の整理をすることも大切です。写真を見ながら思い出を振り返ったり、ペットの写真やお花を飾る場所を作ることで、少しずつ気持ちを落ち着かせることができます。同じ経験をした人と話をするのも、気持ちを整理する助けになります。悲しみを無理に押し込めず、少しずつ向き合っていくことが大切です。
私の先代は、ペット病院で息を引き取りました。直前までお見舞いに行くと動かない体を動かしてこちらに寄ってきたことも覚えています。これを書きながら涙がでてきます…。
息を引き取ったのは深夜。そして翌朝駆けつけて、すぐペット火葬について相談をしました。
我が家ではペット火葬の業者は信頼している病院の紹介で決めました。
まとめ
ペットの最期のサインを知って、適切に対応することで、後悔のない時間を過ごすことができます。
ペットが示す「死の前兆」に気づき、早めに対処することが重要です。そして、最期の時間を安心して過ごせる環境を整え、亡くなった後の対応を事前に考えておくことで、飼い主自身の心の整理にもつながります。
愛するペットが最期まで安心して過ごせるように、今からできる準備を始めましょう。
このブログ・サイトではペットとの思い出とペットの最後の準備、ペット火葬やペット葬儀についての知識を随時書いてまいります。
それでは、引き続きよろしくお願いいたします。
