大切なペットが急に旅立ってしまって、何も手につかないですよね。今はただただ悲しくて、涙が止まらないかもしれない『これからどうすればいいんだろう』って、頭の中が真っ白になってしまうのも当たり前。
でも心配しないでください。あなたはきっと最後まで、すごく愛情を持って接してきたはず。だからこそ、最期のお別れも一緒に考えていきたいきましょう。このページを見つけてくれて、ありがとう。今は一緒に、ゆっくりできることからはじめていきましょう。
ペットが亡くなったら最初に確認すべきこと
まずは、ペットが本当に亡くなってしまったのかを、やさしく確かめてみましょう。
最近具合が悪かったことを思い出しながら、息をしているか、心臓が動いているかを見てあげてください。時々、ただ深く眠っているだけということもあるので、慎重に確認することが大切です。
心臓の動きや目の様子を見て、本当に息を引き取ってしまったのかを確かめましょう。
眠っているように見えることもあるので、落ち着いてよく観察してください。
次は、ペットのからだを大切に保管することです。
からだが傷まないように、保冷剤や水で濡らしたタオルを使います。特に暑い日は、できるだけ早くからだを冷やしてあげましょう。
そうすることで、ペットのからだをきれいなままで保つことができます。ペットの大きさや毛の長さによって、冷やし方を考えてあげる必要がありますよ。
そのあとは、ぬるま湯で濡らしたタオルで、そっとからだをきれいにしてあげましょう。
汚れを優しく拭き取ってあげることで、気持ちの良いお別れができます。いつも使っていた大好きなタオルや毛布をかけてあげると、ペットも安心できると思います。
毛並みを優しく整えて、お気に入りのブランケットに包んであげることで、ペットもきっと落ち着いた状態で最後の時を迎えられます。虹の橋をわたる準備をしましょう。
手順 | 大切なペットへの想いを込めて | やさしい手当ての方法 |
---|---|---|
1. 確認 | まだ眠っているだけかもしれないので、そっと様子を見守ります | ・優しく息づかいを確かめる ・そっとお胸に手を当てる ・静かに目の様子を見る |
2. 手当て | きれいなお姿のまま、安らかに眠れるようにしてあげましょう | ・やさしく保冷剤を当てる ・清潔なタオルで包む ・体に合わせて丁寧にケア |
3. 最後の身支度 | 大好きだったペットを心を込めて整えてあげます | ・温かいタオルで優しく拭く ・毛並みを愛情込めて整える ・いつもの毛布でそっと包む |
ペットの埋葬・火葬の選択肢と手続き
お庭に埋めるのか、ペット用のお葬式場で火葬するのか、家族で話し合って決めましょう。
お庭に埋める場合は、法律のルールや近所のことも考えないといけません。深く掘って、他の動物が掘り返せないようにする必要があります。(あまりおすすめできません)
大切な思い出の品も一緒に埋めてあげると、気持ちの整理ができやすくなりますよ。
ペット火葬する場合は、一頭だけで火葬する「個別ペット火葬」と、他のペットと一緒に火葬する「合同火ペット葬」があります。
個別ペット火葬なら、お骨を家に持って帰ることができます。
合同ペット火葬は、他のペットと一緒にお供養します。どちらを選ぶかは、良いところと悪いところをよく考えて、後で後悔しないように決めましょう。多くの火葬場では、最後のお別れの時間も用意されているので、心をこめてお見送りできます。
ペット火葬については、次の記事をご覧ください。
最後のお別れのとき、写真を撮ったり、思い出を話しかけたりすると、悲しい気持ちが少し楽になります。
手紙を書いたり、生きていたときに好きだったおもちゃやごはんを供えたりして、「ありがとう」の気持ちを伝えましょう。家族みんなでペットの思い出を話すことで、つらい気持ちが少し軽くなるかもしれません。
大切なペットを失った悲しみはとても深いものですが、時間をかけて少しずつ気持ちを整理していきましょう。
日記を書いたり、楽しかった思い出を大切にしたりすることで、だんだん前を向いていけます。同じように大切なペットを亡くした人と話すと、心が少し楽になることもありますよ。
SNSやペットを亡くした人が集まるグループに参加して、気持ちを分かち合うのも良い方法です。
ペットロスと向き合いながら気持ちを整理する方
大切なペットとお別れすることは、大切な家族を失うくらい悲しいことです。
急に起きたお別れにどう向き合うかは、人によって違いますが、まずは自分の悲しい気持ちを素直に受け止めることが大切です。「もっと違うことをしてあげれば良かった」と後悔することもあるかもしれません。
でも、一番大切なのは、ペットが楽しく幸せに過ごしていたときのことを思い出すことです。写真アルバムを作って思い出の写真を見返すことで、悲しい気持ちを少しずつ前向きな気持ちに変えていけます。
つらい気持ちを和らげるために、毎日の生活の中で少しずつ思い出を整理する時間を作ってみましょう。
ペットの写真アルバムを作ったり、一緒によく行った場所に行ってみたりするのも良いと思います。新しいペットを迎えることを考えているなら、焦らずにゆっくり心の準備をすることが大切です。もしペットを飼えない場合でも、動物のボランティアや保護活動に参加することで、新しい絆を見つけることができるかもしれません。
ペットを失った悲しみは、一人で抱え込まないでください。家族や友だちに話を聞いてもらうことで、少しずつ心が癒されていきます。
ペットのお供養ができる場所や、つらい気持ちを話せるカウンセリングを利用するのも良い方法です。自分の心が一番落ち着ける方法を見つけて、ゆっくり前に進んでいきましょう。
5.まとめ:ペットが亡くなった後に後悔しないために
大切なペットが亡くなったとき、まずは落ち着いて、本当に亡くなってしまったのかをやさしく確認し、からだを大切に保管することが必要です。そのあと、お庭に埋めるのか、ペット用のお葬式場で火葬するのか、家族でよく話し合って決めましょう。どちらを選んでも、後で「あのときこうすれば良かった」と後悔しないように、心をこめてお見送りしてあげることが大切です。
大切なペットとのお別れの悲しみは、すぐには消えません。でも、楽しかった思い出を大切にしながら、少しずつ前に進んでいけます。一人で抱え込まず、家族や友だちと思い出を話したり、同じように大切なペットを亡くした人と気持ちを分かち合ったりしながら、ゆっくり心を癒していきましょう。
ペットは必ず天国で幸せに過ごしています。最期の時間は、感謝の気持ちを込めて、できることを精一杯してあげてください。そして、「ありがとう」の気持ちを伝えながら、安らかに眠れるように、心を込めてお見送りしてあげましょう。
また会える日まで、ペットはきっとあなたのことを天国で見守ってくれていますよ。