ペットを失う悲しみは突然やってくる
ペットは大切な家族の一員ですよね。そんなペットが亡くなってしまうと、大きな悲しみを感じるのは当然のこと。
何をすればいいのかわからず、気持ちが整理できないこともあるでしょう。亡くなったペットをどう見送るかは、気持ちの整理をするためにもとても大切なことです。
ペットをきちんと供養する方法の一つに「ペット火葬」があります。
この記事では、ペット火葬の種類や、供養の方法についてわかりやすく説明します。大切なペットとの最後のお別れを後悔しないために、役立つ情報をお届けします。
ペット火葬とは
ペット火葬とは、
亡くなったペットを火葬し、その後遺骨を供養する方法のことです。
自治体によっては、家庭ごみとして処理することも可能ですが、大切なペットを丁寧に送りたいと考える人が多く、ペット火葬を選ぶことが一般的になっています。
補足:動物の遺体は法律上、一般廃棄物として扱われるためです。
大切なペットはモノではありませんからね…
ペット火葬を選ぶ理由としては、遺骨を手元に残せることや、気持ちの整理をしやすいこと、また環境に優しいペット供養ができることなどが挙げられます。
ペット火葬の種類
ペット火葬にはいくつかの方法があります。

ペット火葬 合同葬
ペット火葬合同葬は、他のペットと一緒に火葬される方法で、費用が比較的安く、自治体やお寺などで行われることが多いです。ただし、個別の遺骨を受け取ることはできません。
ペット火葬 火葬個別
ペット火葬火葬個別は、一匹ずつ火葬する方法で、遺骨を持ち帰ることができます。自宅で供養をしたい人や、お墓に納めたい人に向いています。ただし、合同火葬よりも費用は高くなります。
ペット火葬 立ち会い火葬
ペット火葬 立ち会い火葬は、火葬の様子を飼い主が見届けることができる方法です。自分の目で最後を見届けることで、しっかりお別れをしたいと考える人に適しています。ただし、対応している施設が限られており、費用も高めです。
6年前、私が愛犬を亡くした時、ペット病院の紹介で、この方法を選びました。
個別火葬とはことなり、見届けることができるのと、別で供養施設がありました。
ペット火葬 訪問火葬
ペット火葬 訪問火葬は、移動式の火葬車を使い、自宅近くで火葬を行う方法です。自宅でお別れをしたい人や、ペットを遠くまで移動させたくない人に選ばれることが多いですが、近隣への配慮が必要になります。
最近はこの方法が増えております、ペット葬儀を専門に行うところもあれば、サイドビジネスとしてやっているところも増えているようです。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、自分の気持ちや状況に合った方法を選ぶことが大切です。
ペット火葬を依頼する際のポイント
ペット火葬を依頼するときは、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
事前に口コミや評判を調べて、しっかりとした対応をしてくれる業者を選びましょう。また、料金の内訳が明確で、後から追加料金が発生しないかを確認することも重要です。
火葬方法の選択肢が豊富であるかどうか、アフターサポートとして供養や納骨のサービスがあるかも、業者を選ぶ際のポイントになります。悪質な業者に引っかからないよう、しっかり確認しましょう。
悪質なペット火葬業者の見分け方|ペット火葬で後悔しないために
口コミについては、Googleマイビジネスの評価を見ましょう、高評価すぎるところより分散評価されているお店を選んでくださいね、Googleでは禁止されている評価誘導の可能性があるからです。
また、信頼される業者の顔が見えることが大切です。だれが大切なペットの火葬をしてくれるのか、顔が見えないところはスタッフの入れ替えが激しい可能性があり、ペット火葬をビジネス(お金儲け)としか考えていない可能性もあります。
また、動物葬祭ディレクター、ペット火葬管理士などの資格は、信頼や質の担保とは異なりますが、正しい知識を学んでいるというお店の特徴になるため、参考にしてもいいでしょう。
火葬後の供養方法
火葬をした後、ペットの遺骨をどのように供養するかも大切です。
お墓に納骨する方法では、ペット専用の霊園やお寺で供養を行うことができます。しっかり供養できる安心感がありますが、費用がかかることを考えておく必要があります。
自宅で供養する場合は、遺骨を手元に置き、専用の骨壷やメモリアルグッズに入れて供養します。いつでもそばに感じられる安心感がありますが、気持ちの整理がつきにくい場合もあります。
また、散骨という方法もあり、海や山などに遺骨を散布して自然に還すこともできます。ペットを自然に帰したいと考える人に向いていますが、場所のルールを確認することが大切です。
それぞれの方法に良さがあるため、自分に合った供養の方法を選びましょう。
私の場合、ペット専用の施設で供養を行ったあと、自宅供養に切り替えています。
大切なペット、いつでも一緒であることが大切かな? と思います。
ペットロスの悲しみと向き合う
火葬をしても、ペットを失った悲しみがすぐに消えるわけではありません。ペットとの思い出を大切にしながら、少しずつ気持ちを整理していくことが大事です。
写真を見たり、日記を書いたりすることで、ペットとの時間を振り返ることができます。また、供養の時間を作ることで、心の整理がつきやすくなることもあります。
同じようにペットを失った人と話すことで、気持ちが軽くなることもあります。必要に応じて、カウンセリングを受けるのも良い方法でしょう。
最近、犬種仲間でペットロスに陥った方がいます。彼女はSNSに思い出をたくさんまとめてアップ。
しばらくペットロスでしたが、自分なりにSNS供養を行ったことで今は落ち着いています。
まとめ – ペットとの最後の時間を大切に
ペットを失うことはとても辛いことですが、適切な供養をすることで、少しずつ気持ちを落ち着かせることができます。
ペット火葬には、合同火葬、個別火葬、立ち会い火葬、訪問火葬などの方法があり、それぞれに特徴があります。火葬後の供養方法も、納骨、自宅供養、散骨などさまざまです。大切なのは、自分の気持ちに合った方法を選ぶことです。
信頼できる業者を選び、悔いのない形でペットを見送ることで、気持ちの整理もしやすくなります。
ペットとの最後の時間を大切にし、穏やかな気持ちでお別れができるよう、じっくり考えて決めましょう。
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