ペットは私たちにとって家族の一員です。その存在は、日々の生活に癒しと喜びをもたらしてくれます。しかし、愛するペットとの別れは避けられないものです。ペットロスは誰にでも訪れる可能性があり、深い悲しみに襲われることもあります。けれど、心の準備をしておくことで、必要以上に落ち込まずに前を向くことができます。本記事では、ペットロスを防ぐための心のケアについて紹介します。
ペットロスとは？
ペットロスとは、大切なペットを失ったときに感じる強い悲しみや喪失感のことです。人によっては、食欲がなくなったり、夜眠れなくなったり、日常生活に影響が出ることもあります。ペットの死を自分のせいのように感じたり、ペットの声が聞こえるような気がしたりすることもあります。それほど、ペットの存在は大きいのです。しかし、前もって心の準備をしておくことで、悲しみを和らげることができます。
ペットロスにならないための心のケア方法
ペットロスにならないためには、日頃のペットとの接し方が大切です。
ペットとの時間を大切にする
ペットが元気なうちに、一緒に過ごす時間を大切にしましょう。忙しくても少しの時間を作り、ペットと触れ合うことが大切です。撫でたり、声をかけたりするだけでも、ペットは安心します。
写真や動画を撮っておくと、後で振り返ったときに思い出を大切にできます。
ペットの老いや病気を受け入れる
ペットも年を取ると、動きが遅くなったり、病気になりやすくなったりします。
私の中では5歳を過ぎた頃から覚悟を始め、10歳になったらペット老いを受け入れます。
白髪が増えたり、ご飯の食べ方が変わったりするのは自然なことです。定期的に健康診断を受けたり、ペットの体調の変化に気を配ることで、できるだけ長く健康でいてもらえます。また、病気になったときは、無理な治療よりもペットが穏やかに過ごせることを考えてあげることも大切です。
このことをは毎日ペットと向き合うことで見えてきます。
ここまでは、ペットとの関わり方のお話です。
ここからペットロスの後のお話になります。
誰かに話を聞いてもらう
ペットが亡くなったとき、一人で抱え込まないことが大切です。
家族や友人に話を聞いてもらったり、ペットを飼っている人と気持ちを共有したりすると、少し楽になることがあります。
ペットロスを経験した人の話を読むのも助けになります。また、ペットロス専門のカウンセリングを利用する方法もあります。
ペット専用のSNSグループなどに投稿をしてもいいでしょうね。
ペットが亡くなった後の準備をしておく
ペットが亡くなったとき、どう見送るかを考えておくと、気持ちが整理しやすくなります。
ペット火葬のあと、ペットのお墓をどうするか、写真や思い出の品をどう残すかを考えておくことで、突然の別れにも少し落ち着いて対応できます。
ペットに手紙を書いたり、アルバムを作ったりすることで、気持ちを整理しやすくなります。
また最近では、ペットの写真からペットの人形をつくるサービスもありますので、どうしても気持ちが収まらない時は、そんな方法もあるでしょう。
新しい生活のリズムを作る
ペットがいなくなると、日々の生活が変わります。
散歩をしなくなったり、ご飯を準備しなくなったりして、ペットの存在がどれほど大きかったかを実感することになります。
これってとても寂しいことです。ペットのお世話をすることで幸せと感じていたことにぽっかりと穴が空いてしまうわけですから…
そんなとき、新しい習慣を作ることで気持ちを切り替えることができます。たとえば、散歩の代わりにウォーキングを始めたり、趣味を増やしたりするのも良い方法です。
また、動物保護活動に関わることで、ペットとの思い出を大切にしながら新しい一歩を踏み出すこともできます。
私の犬友先輩に18年間ペットと連れ添った方がいらっしゃいます。
その方は今ウォーキングを行っています。ペットと散歩をした時間と同じ時間、同じコースを歩いています。
まとめ 〜ペットと過ごした時間を大切に〜
ペットロスは避けることができないものですが、心の準備をすることで、必要以上に落ち込むことを防ぐことができます。
ペットとの時間を大切にし、老いや病気を受け入れながら向き合うことで、最期まで愛情を持って接することができます。ペットを見送った後も、思い出を大切にしながら新しい生活を作ることで、少しずつ気持ちを前向きにすることができます。
あなたが元気でいることが、きっと虹の橋を渡ったペットにとっても一番の願いです。少しずつでいいので、前を向いて歩んでいきましょう。
ペットロスについてまた他の記事もかきますので、次回お会いしましょう。
