CBDと医療

CBDと医療 CBD
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CBDと医療
CBDと医療 について、CBDについて調べると医療との関係性について書かれているコンテンツを見かけます。医療に関するものはエビデンスが必要になり、安易なコンテンツに疑問を呈しています。
ここでは、CBDと医療について、エビデンスをもとに記事をすすめてまいります。

私は医療関係者ではないため、エビデンスをそのまま伝え、最後に自分の見解を付け加えた内容で構成されています。
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CBDと医療

CBDと医療について調査をすると 概要大脳皮質基底核変性症(corticobasal degeneration:CBD)についての情報をみかけますが、本来私たちが知りたいCBDに関する情報がなかなか見つかりません。

医療に関する国の組織は、厚生労働省または内閣府(健康が加わると)となっていますが、厚生労働省でCBDを調べると大麻との関係性や警告を促す内容は見つかりますが、知りたいCBDの情報がでてきません。
カンナビジオールでも同じです。

初心者向け CBDとは何か – 心やすらかに

CBDと医療の前に大麻取締法

大麻取締法のスライドの中に「医療ニーズへの対応」と、ここで初めて医療という言葉がでてきます。

原則、大麻から製造された医薬品の施用禁止となっています。

しかし 大麻取締法の中には 「この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)
及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

大麻草の成熟した茎及びその製品並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
大麻草には100種類のカンナビノイドがあり、そこにはTHCもCBDも含まれています。

CBDは法律で規制されているのか – 心やすらかに

CBDは例外である

大麻でありながらCBDの取り扱いは次の理由で例外となっています。

  • 幻覚作用のないカンナビノイドである
  • 1960年代に価格構造が判明
    大麻問題の現状 P12より ”1963年MechoulamとShovoらによって、フェノールカーボン酸体であり1955年に単離された”
  • 抗てんかん作用や抗不安作用等を有し、毒性は低い
    大麻問題の現状 P25より”抗不安作用を発言する” P28-29″CBDは既存薬などと組み合わされることにより難治性てんかんの発作が抑えられる可能性がある”
  • 海外において一部治療薬として利用されている

CBDが例外なのは、大麻草からCBDが分離され、毒性が低いと立証されたためだということがここでわかります。

それでは、次にCBDと医療についてエビデンスをもとに展開していきます

CBD医療の現状

まず大麻の視点から

大麻から製造された医薬品について、重度のてんかん症候群であるレノックス・ガストー症候群及びドラベ症候群の治療薬(商品名:エピディオレックス)は、米国を始めとするG7諸国において承認されている。
〜中略〜
日本においても、〜中略〜  大麻から製造された医薬品について、大麻研究者である医師の下、適切な実施計画に基づき治験を行うことは可能ではあるものの、大麻から製造された医薬品の施用・受施用、規制部位から抽出された大麻製品の輸入を禁止していることから、仮に、医薬品医療機器等法に基づく承認がなされたとしても、医療現場において活用することは困難となっている

大麻取締法等の改正に向けた検討状況について

大麻の臨床結果がよくとも、乱用のおそれと悪影響から現状、医療現場で大麻を活用することが困難といわれています。
ただし、大麻の医療利用については見直しがすすんでおり、次のような案が議論されはじめました。

国際整合性を図り、医療ニーズに対応する観点から、以下の方向性で見直しを図るべきではないか。
大麻から製造された医薬品であって、有効性・安全性が確認され、薬機法に基づく承認を得た医薬品について、その輸入、製造及び施用を可能とすること

大麻取締法等の改正に向けた検討状況について

そこで注目されているのがCBDとなるわけです。
アメリカの事例です。

2014年以降、MMLsが導入されていない17州のうち13州に限っては、大麻成分の一つであるカンナビジオール(cannnabidiol:CBD)のみ医療目的での使用を認めている。CBDには、大麻の主要な精神活性物質 〜中略〜 のような精神作用はないと考えらており、医療目的での研究活用が進んでいる

大麻問題の現状

MMLs:米国の「医療用大麻法」

CBDと医療の関係、今後どうなるのか

ここからは個人的見解です。

エビデンスから考察するに、医療現場では大麻の利用を求めているようです。
しかし大麻の幻覚作用に対する危険性から、国としては利用は認めていない。

これは、米国のオピオイドにみられる一般薬の乱用にる中毒問題やゾンビドラッグ、日本では歌舞伎町でみられる市販薬のOD(オーバードーズ)の視点からも大麻の医療現場活用を遠ざけているように感じます。

そこで幻覚作用をもたらすTHCを含まないCBDが注目されるのですが、CBDが輸入品でありHTCが含まれているCBDが見つかったりしており、安易にCBDを自由にすることができない現状もあります。

CBDは世界各国で研究が続いており、医療現場でも利用の声があります。
「大麻」の中毒性を考えると、正式に医療で広く活用するのはまだ少し先のような感じを受けました。

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参考資料

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