CBDとTHCの違いは?

CBDとTHCの違いは? CBD
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CBDを調べると必ず目にするTHCというキーワード、CBDとTHCの関係とはなにか、このブログではそれぞれの説明と違いについてお伝えします。

CBDとTHCの違いは?

CBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)は、ともにカンナビス植物から抽出される成分であり、化学構造は非常に似ていますが、作用や法律的な扱いにおいて重要な違いがあります。

CBDとTHCはカンナビス植物の2つの主要な化学成分であり、それぞれ異なる効果を持っています。THCは精神活性物質であり、使用者に「気分が高揚したり、現実感が薄れたりする感覚」いわゆる「ハイ」と言われるような感覚をもたらします。

CBD は何に効くの? – 心やすらかに

一方、CBDは非精神活性物質であり、医療用途に広く利用されています。これらの違いは、CBDとTHCが人体のエンドカンナビノイドシステムにどのように影響を与えるかに起因しています。

特徴CBDTHC
化学構造似た構造、異なる受容体と相互作用似た構造、異なる受容体と相互作用
法律的地位合法規制されている
カンナビスサティバの
タイプ
タイプI, II, III
(THC/CBD濃度による)
タイプI, II, III
(THC/CBD濃度による)
依存性なしあり
痛みの緩和ありあり

カンナビスサティバのタイプは、THCとCBDの濃度に基づいて区分されます。具体的には、以下のように分類されています​。​

  • タイプI:THCの濃度が0.3%以上で、CBDの濃度が0.5%未満。
  • タイプII:THCの濃度が0.3%以上で、CBDの濃度が0.5%以上。
  • タイプIII:THCの濃度が0.3%未満で、CBDの濃度が0.5%以上。

これらのタイプは、それぞれのカンナビスサティバの化学的構成を示し、利用者に異なる効果をもたらす可能性があります。

CBD vs. THC: What’s The Difference? – Forbes Health

THCについて濃度0.3%が許可されていましたが、2023年8月4日から全面禁止となりましたのでお気をつけください。

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THCが禁止される理由 – 心やすらかに

日本の法律における位置づけ

日本では、THCは麻薬及び向精神薬取締法に基づき厳重に規制されています。
一方で、CBDはこの法律の範囲外であり、合法的に販売や所持が許可されているので、CBD製品を購入する際は、THCの含有量が含まれていないことを確認する必要があります。

今後も日本の法律は国際法との整合性を保つために時折更新されるため、常に最新の法律情報を確認することが重要です。

合法的な利用について

CBDの合法的な利用は、健康とウェルネスの分野で急速に増加しています。特に、不安、睡眠障害などの症状の管理において効果的とされています。

CBDはエピレプシーの治療薬としても認可されている国もあります。

エピレプシーの治療とCBDについて – 心やすらかに


THCについてもレクリエーショナルな利用医療用途での利用が法律で認められている国もありますが、日本では禁止されています。

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CBDは合法、THCは制限されている

結論として、CBDとTHCの主な違いは、THCが精神活性物質であり、日本では違法であるのに対し、CBDは非精神活性物質であり、合法的に利用することが可能である点にあります。

この法律的な違いにより、CBDは日本での健康とウェルネスの分野で広く受け入れられ、多くの人々に利用されています。一方、THCはその精神活性効果と法律上の制約から、日本では利用が限定されています。これらの違いを理解することで、カンナビス製品の選択や利用に関する明確な判断を下すことができます。

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