CBDリキッドではキマらない

CBDリキッドではキマらない CBD
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CBDリキッドではキマらない
CBDリキッドに関する「キマる」という噂。真実はどうなのか?ここではCBDリキッドではキマらないことについてお伝えいたします。

CBDリキッドではキマらない

UnsplashElsa Olofssonが撮影した写真

CBDリキッドの使用に関する最も一般的な誤解の一つは、それが「キマる」ということです。

しかし、これは単なる都市伝説に過ぎません。
CBDリキッドは、大麻から抽出されたカンナビジオール(CBD)を主成分としていますが、向精神性をもたらすTHCとは異なります。

CBDとTHCの違いは? – 心やすらかに


実際、CBDリキッドにはTHCがほとんど含まれておらず、CBD自体も向精神性がありません。
そのため、CBDリキッドを使用しても「キマる」ことはありません。
日本では、CBD製品はTHCが非検出レベルであることが求められており、これにより流通が可能となっています。

大麻に含まれる有害成分、THC(テトラヒドロカンナビノール)は、幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等をもたらします。今、大麻が危ない!

上の引用にある文章から理解できるかと思いますが、THCは法律で禁止されています
今、大麻が危ない! – 厚生労働省


それにも関わらず、一部のショップやSNSではTHCの取り扱いについて2023年8月ごろまで拡散されていました。


また、THC、CBDの元となる大麻について、日本人は安易に解釈をしており、他国では許可されながら日本も緩和などと根拠のない噂を流しています。
日本に住み、日本の国籍ある皆さんは法律違反を侵さないようにしましょう。
CBDが安全であるよう CBDでキマるなどという汚れた言葉が拡散されないよう注意しましょう。

CBDと大麻の違いを解説 – 心やすらかに

CBDリキッドが注目されている背景

それではなぜ最近、CBDリキッドは注目されているのか、これは大麻から抽出される成分、カンナビジオール(CBD)を含んだ電子タバコ用の液体が発売いることと、CBDへの誤解があるからです。

CBDは、麻から抽出されるカンナビノイドという成分の一つで、日本で流通されているCBDには日本の法律で規制されている大麻の成分は入っていません。

CBDへの理解があるファンからはCBDリキッドに惹かれる要素として吸収力の違いがあるから注目されている可能性があります。
CBDリキッドについて他のサイトでは次のように書かれています。

CBDリキッドの吸収率は34%~56%なのに対し、CBDオイルの吸収率は13%~35%です。

発現時間に関しては、CBDリキッドでは数秒~10分で効果が現れるのに対し、CBDオイルでは15分~1時間かかります。

CBDのオイルとリキッドの違いとは?メリット・デメリットも紹介! | THE CBDの株式会社麻田製薬(Asada Pharma Inc.) –

繰り返しとなりますが、ご覧のようにCBDアイテム(商品)の中でもCBDは吸収率が高く効果的であるということが解説されています。

CBDリキッドの効果 – 心やすらかに

CBDとは

green cannabis leaves and black glass drops bottle
Photo by Kimzy Nanney

あらためてCBDについてお伝えいたします。

CBDはカンナビジオールの略称で、大麻草という植物から取れる成分の一つです。この成分は、リラックスした気分にさせる効果があるため、世界中で人気があります
CBDは、大麻草の茎や種子から取り出され、ストレス緩和をさせ心を落ち着かせたり、緊張を和らげたりする効果がありますが、中毒になる心配がないため、医療や健康、美容の分野で注目されています。

CBDとは何か【初心者向け】 – 心やすらかに

CBDは危険なのか?

CBDの使用にはいくつかメリットがあります。その主なものは以下の通りです

  1. 偏頭痛緩和: 神経伝達の痛みを軽減する効果があり、期待されています。検証はもっと必要となりますが、米国のサプリ会社が独自の検証結果を報告しています。CBDで頭痛は治るのか
  2. ストレス緩和: 精神を安定させる効果があり、不安やうつ症状の緩和が期待されます。
    CBDとストレス緩和
  3. 睡眠の質の向上: CBDは睡眠の質を向上させる効果があり、睡眠障害や不眠症の症状の改善が期待されます。

ただし、これらは決定的根拠が少なく今も検証中であるということを覚えておいてください。
上のいくつかの症状を治療したいのであれば医療機関へ行くべきです。
CBDは補助的なものであり医薬品ではありません。

CBDの危険性などについては次の記事でまとめています

CBDをやめたほうがいい – 心やすらかに

CBDの安全性について

yellow round ornament on persons hand

CBDリキッドに限らすCBD使用に関する懸念や誤解を取り除くために、その安全性を再確認することは非常に重要です。
CBDは天然由来の成分であり、世界保健機関(WHO)もその安全性について探っています。
(保障はしていません、探っているレベルです)

正確な表現としては「WHO(世界保健機関)はCBDに安全性をある程度認めつつも引き続き研究をすすめています。」となっています。

緩和ケアを含む医療適応症での大麻の使用に対する加盟国の関心が高まっています。その関心と使用の増加に応えて、WHOは近年、大麻と大麻成分の治療的使用と副作用に関するより確実な科学的証拠を収集しました。

この目的を達成するために、ECDD はカンナビジオール (CBD) と呼ばれる大麻化合物の初期審査を行いました
動物および人間の研究からの最近の証拠は、その使用がてんかんおよび関連疾患による発作に対してある程度の治療的価値がある可能性があることを示しています。現在の証拠は、カンナビジオールが他のカンナビノイド (テトラ ハイドロ カンナビノール (THC) など) のように乱用されたり、依存性を引き起こしたりする可能性が低いことも示しています。したがってECDDは、現在の情報はカンナビジオールのスケジュール設定を正当化するものではないと結論付け、カンナビジオール製剤の完全な検討を2018年5月に延期し、同委員会は大麻および大麻関連物質の包括的な検討を開始することになっている。

WHO recommends the most stringent level of international control for synthetic opioid carfentanil

この引用から、国内の正規ルートで販売されているCBDリキッドは、向精神性や中毒性がなく、安全に使用することができます。

しかし、適切な知識と理解を持って使用することが、その効果を最大限に引き出す鍵となります。

CBDリキッドではキマらない

今回はあえて「キマる」というワードでブログを作成しました。
薬物依存または薬物依存予備軍の方がCBDでキマるというワードで検索をした時、このブログが上位に表示され、誤解とCBD本来の知識が伝わることを強く祈ります。

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