HHCHと大麻グミに関する情報は、最近のニュースで話題になっている問題です。このブログでは、HHCHの背景、法的状況、およびTHCとの違いについて解説します。
HHCHと大麻グミ
最近、東京で若者たちが体調不良を訴えて病院に搬送された事件が発生しました。
この問題の中心にあるのが、「HHCH」と記された大麻グミです。これらのグミは、大阪の会社が製造したもので、合成化合物「ヘキサヒドロカンナビヘキソール」が含まれていることが判明しました。現在、日本では「HHCH」は法律で規制されていませんが、 法律で規制されその潜在的な人体への悪影響が懸念されています。
HHCHとは
HHCHは「ヘキサヒドロカンナビヘキソール」という名称の合成化合物です。この化合物は、大麻に含まれる有害成分「THC」(テトラヒドロカンナビノール)に似せて作られたものであり、大麻グミに使用されています。HHCHの法的な状況は国によって異なる可能性がありますが、日本では現在規制されています。
HHCHは、大麻の中に微量に含まれる天然のカンナビノイドTHCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)を水素化させたカンナビノイドです。THCHは2020年に発見されたカンナビノイドで、THC(テトラヒドロカンナビノール)より強いレクリエーション要素を持つカンナビノイドとして需要が高まりつつありましたが、2023年8月4日に規制対象となりました。
CHILLAXY CBD | HHCHとは何か
CBDをご存知な方でもHHCHは初めて聞いたワードではないでしょうか?
この成分は法律で禁止されているTHCから生成されたものです。
HHCHは合法なのか
日本においては、国内で「HHCH」は法規制の対象になっていませんが、類似のHHCHは2022年3月7日に指定薬物となり製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止となっています。
(2023年8月4日に規制対象となっているのはTHCです)
HCCHの原材料となるTHCが幻覚作用や記憶障害などの人体への悪影響が確認されているためです。
今回のHCCHが利用された背景には、このようなグミが通販サイトを通じて購入することができ、全国的に流通している可能性があります。
警視庁は「HHCH」成分の含有を調査し、その安全性について慎重に検討を進めているとのことです。
ただ問題なのが HHCHを厚生労働省のページで検索をしても探すことができないという点です。
THCについてはページがでてきてもHHCHは出ててこないのです。
さらに検索をするとHCCHではなくHHCについて書かれています。
HHCの正式名称「ヘキサヒドロカンナビヘキソール」で「指定薬物を指定する省令が公布されました」のページで見ることができます。
HCCHとHHCの違い
HHCHの情報とても少なく、日本の厚生労働省や米国の医療データベースでも見つけることができませんでした。
少ない情報の中、次のサイトから引用をさせていただくと
THCHは2020年に発見されたカンナビノイドで、THC(テトラヒドロカンナビノール)より強いレクリエーション要素を持つカンナビノイド
CHILLAXY CBD | HHCHとは何か
〜中略〜
HHCは通常THCから生成されるのに対し、THCHから生成されたのがHHCHです。違う成分ではありますが類似するものでもあり、レクリエーション要素としてもHHCと似ているというレビューが見受けられます。
利用を禁止されているTHCより強いレクリエーション要素を持つカンナビノイドをTHCHを化学合成させたのがHHCHであるため、今回の事件から指定薬物となる可能性もあります。
HHCHとCBDの違い
HHCHとCBD(カンナビジオール)は、どちらも大麻植物に関連する化合物ですが、その特性には大きな違いがあります。CBDは大麻の自然成分であり、多くの国で合法的に使用されています。
これに対して、HHCHは合成化合物であり、その安全性や合法性についてはまだ完全には確立されていません。CBDは通常、リラクゼーションや痛みの軽減などの健康上の利益を目的として使用されるのに対し、HHCHの使用目的や効果についてはまだ明確ではない点が多かったようです。
大麻については、医療現場では期待されつるもまだまだ研究段階です。
個人差もあり、今回のような事件が発生する可能性もあります。
大麻に関連をする情報は厚生労働省のサイトや海外のニュースに注目しながら最新情報を得るしかありませんね。
大麻グミ事件をまとめると
HHCHと大麻グミをまとめると、配布した人には悪意はなく、自分がリクレーションで配っていたものを広めた。
このグミは おそらく CBDのように販売されていたもので HHCHのリクレーション性を理解してCBDグミのように気軽に購入したのではないか。
HHCHについては現在規制がないため、商品は広く流通しているのではないか。
結論としては、CBDグミを信用しない人とHHCHの事件は大麻を解禁しないからだと叫ぶ人で議論がさらにわかれると思います。
HHCHについては引き継、調査がすすみますがイタチごっこになっている点からCBDは大きな規制が入る可能性もあります。(海外では禁止している国もある)
ということで、CBD愛用者の皆さんはCBDの混ざりものがないグミまたはオイルを利用しましょう。