CBDは薬なのか
一部の人たちではCBDが注目されています。CBDはサプリなのか薬ここでは、CBDは薬なのかという側面からお伝えいたします。
このブログを読むべき方
- CBDを利用したい
- CBDを薬としてすすめられた
このブログの概要
- CBDは薬なのか
- 一般的なCBDについて
- CBDの正しい知識
CBDは薬なのか
CBDは大麻草などに含まれる成分のひとつで、そのリラックス感が人気となり世界で話題となっています。CBDが人気になったきっかけはてんかんに効果的であるという報告が広まったからです。
それではCBDは薬なのかというと、医療用のCBDは薬、それ以外のものはサプリのような扱いとなっています。
CBDの基本知識については次をご覧ください。
CBDの効果について
CBDに期待されている効果は、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与え自律神経を整えてくれると言われていおり、結果ストレスを緩和し、不安を軽減してリラックス効果を得られると考えられています。
ストレスを抱えていたりうつ症状のある方へ摂取することで精神的な不安などを解消できるのではないかといわれています。(個人差があります)
CBDが注目されたのか、ストレスの緩和や不安を軽減されるということより、てんかんに効果的ではないだろうかと言われ始めています。
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医療用CBDとの違い
そこで医療用のCBDについて。
カンナビジオール(CBD)は、欧米では医薬用としての利用検討がすすんでおり、CBDが薬としての効果を持つのか、その真実はまだ明らかにされていません。
WHOの見解を引用します
緩和ケアを含む医療適応症での大麻の使用に対する加盟国の関心が高まっています。その関心と使用の増加に応えて、WHOは近年、大麻と大麻成分の治療的使用と副作用に関するより確実な科学的証拠を収集しました。
この目的を達成するために、ECDD はカンナビジオール (CBD) と呼ばれる大麻化合物の初期審査を行いました。
WHO recommends the most stringent level of international control for synthetic opioid carfentanil
動物および人間の研究からの最近の証拠は、その使用がてんかんおよび関連疾患による発作に対してある程度の治療的価値がある可能性があることを示しています。現在の証拠は、カンナビジオールが他のカンナビノイド (テトラ ハイドロ カンナビノール (THC) など) のように乱用されたり、依存性を引き起こしたりする可能性が低いことも示しています。したがってECDDは、現在の情報はカンナビジオールのスケジュール設定を正当化するものではないと結論付け、カンナビジオール製剤の完全な検討を2018年5月に延期し、同委員会は大麻および大麻関連物質の包括的な検討を開始することになっている。
国内(厚生労働省)でも次のような見解がでています。
大麻から製造された医薬品について、重度のてんかん症候群であるレノックス・ガストー症候群及びドラベ症候群の治療薬(商品名:エピディオレックス)は、米国を始めとするG7諸国において承認されている。
大麻取締法等の改正に向けた検討状況について
〜中略〜
日本においても、〜中略〜 大麻から製造された医薬品について、大麻研究者である医師の下、適切な実施計画に基づき治験を行うことは可能ではあるものの、大麻から製造された医薬品の施用・受施用、規制部位から抽出された大麻製品の輸入を禁止していることから、仮に、医薬品医療機器等法に基づく承認がなされたとしても、医療現場において活用することは困難となっている
医療用大麻についての資料を引用していますが、医療用に大麻が承認される前に法律の問題があります。
実際、クリニックなどで利用されているCBDは医療用ではなく市販サプリが利用されているようです。
さらに詳しく知りたい方はこちをどうぞ
市販のCBDは薬ではない
ここまで読んでいただけると大筋ご理解をいただいたかと思います。
市販のCBDはサプリのような扱いであり薬ではありません。
薬のような効果をうたうと薬機法に触れてしまいます。
とは言えども市販のCBDサプリは、その効果や安全性が確認されているため、多くの人々に利用されています。
特に、リラックス効果やストレス解消、睡眠導入などの効果が期待されており、化粧品としての利用も増えており、肌トラブルの改善などの効果が期待されています。(化粧品になった時点で薬機法扱いとなります)
正しいCBDの利用方法を
CBDを正しく利用するためには、まずその効果や安全性をしっかりと理解することが必要です。
また、サプリであっても適切な量を摂取することや、他の薬との併用に注意することも重要です。
市販のCBD製品を利用する際には、製品の成分や使用方法をしっかりと確認し、適切に利用することが大切です。